■ 指算盤(ゆび ソロバン)
右手の人差し指を立てると、3つの腹と2つの節がある。そこで、指の右側面を上から下にたどって「0, 1, 2, 3, 4」と数える。続いて、指の左側面を上から下にたどって「5, 6, 7, 8, 9」と数える。これで1桁の数を数え終えた。
2桁の数字、10から99までは、右手の中指と人差し指を用いる。中指は10の位、人差し指は1の位である。
同様にして、3桁の数字、100から999までを数える。薬指は100の位、中指は10の位、人差し指は1の位である。
次は4桁の数字、1,000から9,999までを数える。小指は1,000の位、薬指は100の位、中指は10の位、人差し指は1の位である。
3桁から4桁に移るとき、3桁と4桁の間にコンマを置く。つまり小指と薬指の間の付け根にコンマがあるように意識する。3桁区切りの意義は、次に述べる。